
三河教労は、5月16日、再任用制度の適正な運用を求めて、豊田市教育委員会に申入れを行いました。
特に短時間の再任用について正しく認識していない校長がいるとして、次のような例を挙げました。
・春休みに、校長に「再任用は時間給だから、授業が始まったら学校に来てくれていい。」と言われたので、「いや月給なので、4月1日からうかがいます。」と答えた。
・校長に「8時30分から午後2時30分まで勤務すること」と言われた。現在もその勤務になっている。
・週4日の勤務だが、火曜日には5時間目の授業が組まれている。
・校長に「短時間の再任用は週20時間だから」と言われたので、「19時間20分です。」と答えた。
・本来短時間再任用の勤務日でない土曜日の運動会や学芸会などの行事、あるいはその準備の計画に、本人の知らないところで名前が出ていて、事後に「なるべく出て欲しい。」と言われた。
・本来勤務時間には当たらない午後の現職教育にでなくてもいいのか、と問われた。

再任用制度が始まってから数年が経過しているにもかかわらず、再任用制度について管理職が正しく認識せず時間を超えて勤務させたり、本来の業務ではない担任業務をさせていたりしています。
そこで、以下の3点を申し入れました。
1 短時間再任用教員は週19時間20分であり、その時間を超えないようにすること。またやむを得ず超えた場合には、速やかに勤務時間の割り振り変更を行うこと。
2 短時間再任用教員の業務は、小学校の場合、少人数指導、拠点校指導または教科担任であり、それ以外の業務は命令しないようにすること。また、やむを得ず本務以外の業務を命令する場合は、本人の納得を得てからにすること。
3 豊田市の短時間再任用教員の勤務実態を調べ、適正でない場合は是正させること。
再任用制度申入れ(豊田市).pdf
posted by kyoro at 06:55|
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